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2019/08/03

あの感動をもう一度!ダウナ羽毛ふとんを新品同様にリフォームする!

羽毛布団リフォーム

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こんにちは、店長です!

今回もご遠方からのご注文。日本全国の方が当店のブログをご覧いただいているということで嬉しい限りです。誠にありがとうございます!

中にはブログ記事を何回も熟読していただいているお客様もいらっしゃるようで、嬉しいやら恥ずかしいやら(笑)。当店が少しでも多くのお客様のお役に立てるよう、これからも日々頑張ります!!

 

さて、今回の事例は神奈川県にお住まいのお客様。「20年モノの羽毛布団をリフォームしたい!」というご相談メールを頂戴致しました。

実は、2回目のリフォームなんです。

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お預かりした羽毛布団は大塚家具製・ダウナプレミアムです。サイズはシングルサイズ、ご夫婦でお使いだった2枚をまとめて着払いで当店まで送っていただきました。

※ご遠方のお客様から羽毛布団をお預かりする際には専用キットを用意しております。キットに布団を入れてお送りいただく時の送料は当店が負担致します。詳しくはお問い合わせください。

 

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状態チェックを行なっていると、布団のはじっこに通常のダウナには付いていないラベルを発見しました。

いつもだったら英語表記のラベルしか付いていないのですが。オゾン、ウモウコウボウ?という文字がうっすら見えますね、何でしょうコレ。

 

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実は今回のダウナは一度リフォームされたもので、約10年前に大塚家具にダウナを持ち込んで羽毛の補充や生地交換をしてもらったのだそうです。

このラベルはリフォームした証として付けられたもので、裏側にはサンモトという表示が見えます。サンモトとは山梨県の寝具メーカーさんで、全国の寝具店や家具店向けに商品を製造したり大塚家具で販売されている羽毛布団の別注なども行なっている会社です。

 

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大塚家具(実際に加工しているのはサンモト)が行なっているダウナのリフォームって一体どんな内容なのか、ちょっと気になりますよね。なので、サンモトに直接電話して聞いてみました!

まず、大塚家具とサンモトの関係性を聞くと、

サンモト担当様:大塚家具様の羽毛布団リフォームは当社で加工を請け負っております。ダウナのリフォームについても当社が行なっています。

という回答をいただきました。

さらに、ダウナをリフォームする時の内容について質問すると、

サンモト担当様:羽毛布団リフォームのコースは様々あり、補充羽毛の量や新調する生地の種類などは大塚家具・店員さんとお客様とのご相談で決定されます。当社はその内容にしたがってリフォーム工程を進めております。

また、新品ダウナに使用されている生地・羽毛と全く同じものを大塚家具から供給されておりますので、それらを使用してリフォームを行うこともあります。

とのこと。

今回のお客様からお預かりした羽毛布団は側生地がダウナそのものでしたので、リフォームコースは「ダウナそっくり」コースだったと想定します。生地も補充羽毛も全てダウナと同じものが使われたのでしょう。


ひとつだけ個人的見解を書きます。僕は羽毛布団を「ダウナそっくり」コースにリフォームするのは反対です。

なぜかというと「羽毛が吹き出すリスクが圧倒的に高くなるから」。ダウナに使用されているドイツ製生地は通気度が高い平織り生地です(大塚家具側からは3cc以上という曖昧回答しか出ていないが、実際はもっと高いと思う)。新品のときでも2,3年で羽毛が吹き出してくるという事実を考えれば、リフォーム後の羽毛ではさらにホコリが出やすくなってしまうはず。羽毛の吹き出しを抑えてホコリを気にせず羽毛布団を使いたいというニーズには真逆のリフォームコースです。

通気度・着心地の軽さ・生地の薄さにダウナ同等クラスの性能を求めるのであれば「ダウナそっくり」コースは有効。特に生地の薄さはやはりドイツ製が圧倒的ですね。触り比べたら一発で違いが分かると思います。

お客様がリフォームに何を求めているのか、優先順位をきちんとコントロールしながらリフォーム内容を決めていくことが一番大事だと僕は思います。


 

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さてさて、今回のケースに戻りましょう。

リフォームしてから10年たった現在の布団の状態はどうなっているのでしょうか?早速中身を確認していきます。

 

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お預かりした2枚の布団から羽毛を取り出しました。

どちらも状態は悪くなさそう。羽毛の白くて綺麗な状態を保っているようです。

 

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細かくチェックすると。羽毛が少し小さくなっていたり、ファイバー化している部分がちらほら。10年毎日羽毛布団を使っていれば、そりゃあ劣化もしますよね。

今回は一度リフォームを行なっていますから劣化部分は少なかったです。もともと購入したのは20年前ですから、20年モノの羽毛布団の中身を思えばその差は歴然。やっぱり定期的なお手入れとメンテナンスはとても大事です。

 

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ほら、大きくてあったかそうな羽毛がたくさん出てきました。前回のリフォーム時にも品質の良い羽毛がちゃんと補充されていた証拠ですね。

 

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こちらは羽毛に湿気がたまって絡まり合ってしまった部分です。外観の汚れ具合から想像して、おそらく旦那様が使っていた方ですかね。男性の方が汗を描きやすいので、羽毛の内部に湿気がたまりがちです。この状態を放っておくと羽毛が次第に弱くなってしまい、粉々になって修復不可能になることもあるのでぜひご注意ください!

リフォームの出来上がりは!?

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<リフォーム内容>

  • シングルサイズ2枚➡︎シングルサイズ2枚へのリフォーム
  • プレミアムダウンウォッシュ(布団を解体して取り出した羽毛を直接洗浄)
  • 新品羽毛の補充:ポーランド産ホワイトコウダ・マザーグースダウン95%を600g補充
  • 新品生地:綿100%・100/150番手 サテン織り(1㎡あたりの重さ:97g)
  • キルティング:たて6×よこ5マスキルト
  • 羽毛充てん量:1枚あたり1,050g

1枚あたりの出来上がり参考価格:94,000円(税込)

 

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はい!ふっくら仕上がりました。羽毛の膨らみとボリューム感もしっかり回復してくれています。

 

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今回のリフォームのテーマは「新品購入時のあの感動をもう一度!」でした。

ダウナに初めて触った時の衝撃、こんなに柔らかくて軽い羽毛布団があったのか!という感動を再現するためにリフォームプランを練りに練りました。

特にこだわったのは生地の質感です。国内生産の中でも最高ランクに細い綿糸で織られた生地の肌さわりは別格。ダウナに負けず劣らずの薄さと柔らかさを実現してくれるので、生地に触れた当店スタッフも思わず笑ってしまうほどの気持ちよさです。

一般的な羽毛布団の約2倍の通気度を確保しているので暖かい空気がたくさん入り込み、湿気の放出もスムーズに行われます。

 

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持ってみると、やっぱり軽い。普通の羽毛布団の重さがイヤになるくらい、そんな軽さです。

この出来栄えならばお客様もご満足いただけるはずです。今はまだまだ夏ですからね、9月後半くらいからかな。ぜひ気持ちよくお使いいただければ嬉しいです。

 

W様、このたびは誠にありがとうございました!商品の到着まで今しばらくお待ちくださいませ。

それでは、また!

⇒ 羽毛布団リフォームの詳細はこちら

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店長・三浦 峻

大学卒業後、雑誌編集・ライター業を経て寝具メーカー【西川リビング㈱】に入社。4年間みっちりと寝具・眠りに関する事を勉強して地元・愛媛県に帰郷。現在は三浦綿業の店長として、眠りの大切さを多くのお客様にお届けしています。
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