
こんにちは、店長です!
寝具を新調する際に「マットレスを床に直置きしても良いのでしょうか?」というご質問をお客様からいただくことがあります。今までは布団だったけれど寝心地を良くするために分厚いマットレスに切り替えようとしたとき、ベッドフレームを使用せずにマットレスだけにしたいなと思いつくこと、確かにありますよね。
今回のお客様も「子供と一緒に家族みんなで眠れるスタイルをつくりたい」というご相談のもと、ベッドフレームなしの寝室プランを希望されていました。
快適に過ごすことができる寝室づくりにおいて、どのような寝具のチョイスと使い方が良いのか、しっかりと考えていきます!

こちらがお客様のご自宅にマットレスをセットさせていただいた様子。取り扱いやすくて便利な3つ折りマットレスをご用意いたしました。
結論からいうと、分厚いマットレスを床に直接置くのは避けるべきだと考えます。その理由は「お手入れしにくい」からです。
スプリングコイルが入っているような分厚くて重たいマットレスを床に置くと、寝る分には問題ないのですが湿気やホコリが溜まってしまってマットレス裏にカビが生えてしまう可能性があります。
畳ならまだ湿気を吸収する効果を見込めますが、フローリングでずっとマットレスを敷きっぱなしにしてしまうとかなり危険です。
マットレスを直置きするのであれば定期的に、最低でも週に一回・できれば毎日でもマットレスを持ち上げて壁に立てかけながら湿気が逃げやすいようにするべきです。ただ、重いマットレスを持ち上げる、移動させるのはとっても大変。はじめはマットレスの移動をやるかもしれませんが、そのうち面倒になってやらなくなりそうなので、個人的な考えとしてもなかなか難しいのではないかなぁと思います。
床に直接置くのであれば、
- 布団のように畳むことができる
- ひとりでも持ち上げる、運ぶことができる
- いざというときに生地を外して洗うことができる
- 除湿シートなどのアイテムを併用する
という項目をクリアすることができるマットレスを当店では紹介しています。
今回は高反発ウレタンフォームを使用した三つ折りマットレスをご用意させていただきました。11cmの厚みがあり、体をしっかりと支えてくれる寝心地とともに、寝返りをスムーズにサポートする反発性能が魅力です。
ご夫婦とともに小さなお子様が一緒に寝られるということもあり、ベッドフレームを使用すると寝返りで転がって落ちてしまうかもしれないため、床にマットレスを置く生活を希望されていたお客様へのアプローチになります。

マットレスにはウールベッドパッドを敷いて、汗や湿気をしっかり吸収しながら湿度のコントロールを行う要素を加えます。
こちらのベッドパッドに入っているウールは一度洗浄しているので縮みにくいことが特徴です。お洗濯をご家庭でも行うことができるため、お子様と寝る寝具としてもお使いいただきやすいアイテムになっています。
※薬品加工による防縮加工は一切していないので、どなたにも安心してお使いいただくことができます。

ウールのふんわりとした肌触りと質感がとても心地よく、夏はさらっと・冬はほんのり暖かいという抜群の寝具環境が出来上がります。これだけでもす〜っと眠りに入ることができそうな優しい寝心地です。

マットレスとベッドパッドを包み込むシーツ。

持ち上げやすいマットレスはシーツも掛けやすく、毎日の手間とストレスがちょっとずつ和らぎます。

最後にセットするのは敷きパッド。暑がりのご主人様に気に入っていただいたリネンパッドです。
汗を吸収し、発散させる力が強いリネンは夏の必需品。暑い夏の夜を快適に過ごすことができるものをセットして、寝心地をトータルコーディネートしていきます。
リネン敷きパッドはいつでも繰り返しお洗濯することができるので衛生的。4隅のゴムをマットレスに掛えるだけなので交換も楽ちんです。
ご家族みんなで眠る空間を素敵にするとともに、寝心地・使い勝手も考えていきながら。
毎日使う寝具ですので、お手入れもしっかり上手に使いこなせる方が良いですよね。今回はそんなご提案をさせていただきました。
ぜひ気持ちよく、ぐっすりおやすみいただくことができれば嬉しいなと思います!
K様、この度は当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。またぜひ気になることがあればお気軽にお申し付けくださいませ✨