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2018/08/20

【羽毛布団リフォーム】大塚家具・ダウナをお直し【東京都のお客様】

羽毛布団リフォーム

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こんにちは、店長です!

Webからのお問い合わせで、東京都にお住まいのお客様から羽毛布団リフォームのご相談をお受けしました。

お預かりしたのは大塚家具製・ダウナ

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お預かりした羽毛布団は大塚家具のダウナプレミアム。

先日リフォームさせていただいた羽毛布団と同じタイプで、品質の高い羽毛が使用された高級羽毛布団です。販売されている枚数も多いので、大塚家具の中でもメインになる商品ですね。

 

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15年ほどご使用になっているとのことで、生地には汗や皮脂が染み込んでいる状態です。こうなってしまうと丸洗いクリーニングなどでは綺麗にならず、コインランドリーなどでゴシゴシ洗ってしまうと生地が裂けることもあるのでご注意を。

 

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あら、よくよく見ると生地がすでに裂けていました・・・。羽毛が飛び出してしまっていますね。

 

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パイピング部分からもフェザーがいくつか飛び出していました。

お客様も羽毛の飛び出しに気づいていて、カバーを付け替えるたびに羽毛が部屋中にフワフワ舞ってしまうのが悩みだったそうです。かなりボロボロでもう捨てるしかないかも・・・とお考えだったかもしれませんね。

捨てるのはもったいない!そのお悩み、リフォームで解決しましょう!

 

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今回の羽毛布団がリフォームできるかどうかを判断するため、中に入っている羽毛の状態をチェックします。

 

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取り出した羽毛がこちら。ダウナの品質レベルから考えて、ホワイトグースだと思われます。

 

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長年使用されているのでところどころに劣化が見られます。粉々になってしまっていたり、羽毛が絡まって大きな玉(ピリング)になっていたり。

ですが、正常な形をしたダウンもちゃんと残っていて、傷み具合は年数相応。この程度の劣化はプレミアムダウンウォッシュ(羽毛の直接洗浄と乾燥)で十分綺麗に復元できます。

 

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ただ、ひとつ気になったことが。大塚家具・ダウナにしては大きな羽根の芯が割と多く混ざっている気がします。写真のようなラージフェザーがちらほら目につくんですよね。

高品質な羽毛を使用していることがダウナの売り文句。現在発表されているダウナの商品説明をみると、使用されているダウンはポーランド産ホワイトグースのダウン95%・フェザー5%とあり、ふくらみ・パワー・品質ともに高いスペックであることがうかがえます。

⇒羽毛布団「ダウナ」商品説明|大塚家具

 

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ですが、今回の羽毛布団に入っていた原料はフェザーの割合がもっと多い気がする。ダウン95%クラスの羽毛であれば、上の写真のようにフワフワのダウンがたっぷり入っていて、フェザーは探さないと目につかないレベルになるはずです。

もっとも、ダウナは1988年から販売されていて、昔に製造されたものにはフェザーが多い羽毛原料が使用されていた可能性があります。もしかしたら、そういうことかも・・・?

分からないことは聞いてみよう!ということで、この疑問を大塚家具に直接電話で質問してみました。すると、

ダウナは販売開始当時から現在まで、羽毛のスペックは変わりません。ダウン95%・フェザー5%の原料を使用していると考えます。

と教えていただきました。

 

羽毛は天然素材なので、採取された年代によって品質に多少のバラつきが出ることがあります。もしかしたらその程度のことなのか、店長がチェックした部分にたまたまフェザーが多く混じっていただけなのかもしれません。

だけど、この状態は見過ごせない!もっと気持ち良い羽毛布団にリフォームできるように、お客様にプランをご提案させていただきました。

リフォームの出来上がり

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出来上がりがこちら。ぺちゃんこだったのが見違えるほどふっくらと仕上がりました。

<リフォーム内容>

  • シングルサイズ⇒シングルサイズへのリフォーム
  • プレミアムダウンウォッシュ(布団を解体して取り出した羽毛を直接洗浄)
  • 新品羽毛の補充:ホワイトグースダウン93%(DP420相当)を400グラム補充
  • 新品生地:綿100%・超長綿ラムコ100番手 サテン織り
  • 最終的な羽毛充てん量:1.1kg仕上げ

リフォーム参考価格:72,000円(税込)

 

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生地は超長綿ラムコ100番という細くて長い糸を使用したサテン織り。今まで通りの軽い着心地は残したいというお客様の要望を叶えるため、ダウナの生地の重量と遜色ないこちらを採用しました。

1㎡あたり99グラムとサテン織り生地のなかでは最高ランクに軽く、なおかつ柔らかい!トロトロにとろけそうな質感に皆が驚くと思います。

 

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「もしかしてフェザー多いかもしれない問題」については、補充する新品羽毛の量を増やすことで対応。シングルサイズの場合、補充する羽毛の量は約300グラム程度が当店の平均ですが、今回は100グラム増量しました。

こうすることで、元の羽毛布団から採れた羽毛の中からフェザーを極力減らし、ダウンの割合を多くするように仕上げる形に。フェザーの硬い軸を取り除くことで、羽根が生地を突き破らないようにすることもできます。

※今回お預かりした布団に入っていた羽毛量は約1,200グラム。それをプレミアムダウンウォッシュで洗浄し、ゴミやホコリを取り除くと850グラムになりました。そこからさらにフェザーなどを取り除いて150グラム減らし、新品羽毛を400グラム補充。最終的に1.1kgで仕上げております。

 

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お客様には羽毛の診断チェックの結果、フェザーの問題などをすべてお話し、納得いただいたうえで今回のリフォームプランを決めていただきました。ご遠方からのご注文にも関わらず、リフォームの仕上げ方を当店にお任せいただけたことを本当に嬉しく思います。

綺麗に生まれ変わった羽毛布団で、これまで以上に気持ち良く・ぐっすり眠っていただければ幸せです☆

このたびは誠にありがとうございました!

⇒ 羽毛布団リフォームの詳細はこちら

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店長・三浦 峻

大学卒業後、雑誌編集・ライター業を経て寝具メーカー【西川リビング㈱】に入社。4年間みっちりと寝具・眠りに関する事を勉強して地元・愛媛県に帰郷。現在は三浦綿業の店長として、眠りの大切さを多くのお客様にお届けしています。
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