【神奈川県のお客様】朝起きるとぺちゃんこになっている羽毛枕をリフォーム

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こんにちは、店長です!

羽毛布団のお直し・寝具の選び方・メーカー商品ごとの比較などなど。寝具や眠りの環境についてのご相談を全国からいただくことが増え、ありがたいことだなと感じている訳なのですが、定期的に寄せられるご相談として最近上昇しているのが「羽毛枕のリフォーム」です。

長年使用して高さが合わなくなってきたり、生地が破れてしまってどうにか直す方法を探しているなど、ご相談内容は多岐にわたるのですが、今回ご依頼いただいたお客様は「朝起きたら枕がぺちゃんこになっている」ことがどうにも気になっているといいます。

 

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早速枕をお送りいただき、状態をチェックさせていただきました。

 

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お預かりしたのは「リフワージュ」という枕。日本ベッド製の羽毛・羽根入り枕です。

使用期間は1年ほどですので生地に目立った汚れはなし。羽毛が劣化して高さが足りなくなったとは考えにくいです。

調べてみるとリフワージュには高めのHIGHタイプと低めのLOWタイプがあるとのこと。お客様がお使いだったのはLOWタイプでした。購入時に両方ともの寝心地を試したそうなのですが、女性であるお客様にはHIGHタイプは若干高すぎるように感じたのでLOWを選んだそうです。

 

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で、実はこのリフワージュ、中の構造がやや特殊でして。生地に羽毛をただ単に詰め込んでいる枕ではありませんでした。

一番外側の生地を解いて中を覗くと、もう一枚生地が現れます。この中袋に羽毛が入っていて、なにやら細工がされているようなのです。

 

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はい、全部取り出してみました。

 

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横からみた図。分かりますかね、表面に切れ目のような線が入っているのが縫製によるキルティングです。外側の生地に包まれていた中袋は表裏合わせて3つのポケットに分割されていて、それぞれ異なるグラム数の羽毛が吹き込まれていました。

ある意味オーダーメイドっぽい作り方をされた枕。初めてこの姿を目の当たりにした時は「どうやって直そうかな…」と一瞬フリーズしてしまいました笑。

 

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裏面は分割されていないフラットな構造。日本ベッドさまの商品説明でこの部分に入っている羽毛はフェザー(羽根芯の硬いところ)の割合が高いことが判明しました。本来であればここでしっかりと頭を支えて寝心地を安定することができるはずなのですが、お客様曰く「朝起きたらぺちゃんこで、頭がベッドに付くような感じ」だということなので、今回はボリューム感がちょっと物足りなかったのかな〜と推測します。

 

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手で押してみるとこんな感じ。柔らかくてふわふわとした気持ち良さは確かに魅力ですが、もう少しだけ支える力があっても良いかも。

枕が毎日支えている頭の重さは体重の8%ほどです。寝心地に安定感をもたらすことが今回のリフォームのテーマですので、お客様と相談のもと、羽毛の増量を枕中央部分にしっかりと行うことを決めました。

リフォームの出来上がり!

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そうしてリフォームが完成した枕がこちら。

 

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色々計算をしたのですが、結果的にはフェザー羽根を300gがっつりと増量するプランにてリフォームを行いました。

中身を増量したあとはもちろん中袋・外側生地ともに縫製し直して仕上げております。

 

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当初よりも大分ボリュームアップしてくれました。枕真ん中部分で約14cmの厚みになったので、頭の重さもしっかり受け止めてくれるのではと期待しています!

 

出来上がった枕をお客様のもとにお届けした翌日、こんなメールが届きました。

枕、届きました!
早速使わせて頂きました。高すぎず、程よいボリュームで朝起きた時も以前のようにぺしゃんこになっていませんでした。快適です。
買い替えなければいけないかと思っていたのでリフォームしていただけて本当に良かったです。ありがとうございました。
また、何かあればご相談させてください。
本当にありがとうございました。

良かったー!!気持ちよくお使いいただけているご様子で何より。この瞬間が一番ホッとするひとときです。

 

S様、この度は当店をご利用いただきまして誠にありがとうございました!

新しくなった枕でぜひこれからゆっくりとおやすみいただければとても嬉しく思います。

また何かお困りごとがありましたらいつでもご相談くださいね。

それでは、また!

この記事を書いたひと

店長・三浦 峻
大学卒業後、雑誌編集・ライター業を経て寝具メーカー【西川リビング㈱】に入社。4年間みっちりと寝具・眠りに関する事を勉強して地元・愛媛県に帰郷。現在は三浦綿業の店長として、眠りの大切さを多くのお客様にお届けしています。

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