【納品事例】松山市・N様/硬いマットレスが体に合わない人のために。

こんにちは、店長です!

寝ている間に体が痛くなって目が覚めてしまう、朝起きた時に背中や腰が痛い。その原因はもしかしたら今使っているベッドや寝具にあるかもしれません。

今回はそんなお悩みを解決するため、松山市のお客様のもとにベッド・マットレスをお届けいたしました。

肩こり、食いしばり、力が抜けない。

今回のお客様が当店にお越しになったキッカケはオーダーメイド枕。お仕事柄デスクワークが多く、長年首こり・肩こりに悩まされていたことに加えて、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしていることに最近気づいたのだそうです。

寝つきは良いのに疲れが取れない。ぐっすり寝た気がしない。

「これはなんとかしなければ!」と思い立ち、まずは枕を変えてみようということでオーダーメイド枕のご相談をいただきました。

体型を測定して出来上がった枕(首が痛いことを考慮して柔らかい素材を使用)に寝ていただくと「首と頭がぴったり収まっている!良い感じです!」という一言。今まで使っていた枕よりも頭にフィットしやすくなって、首も適度に支えることができているようです。

仰向きの次は横向きに。体ごとゴロンと寝返りを打ってもらって寝心地を確認してみると「肩が痛くない…。これはひょっとして…。」と口ごもるお客様。

店長:「ひょっとして、どうしました?」

「多分これは枕のおかげもあると思いますが、今寝ているマットレスが家のより柔らかいからだと思います…。」

このお客様が普段使っているベッドは無印良品で購入したポケットコイルマットレス。10年ほど使っているけどヘタリもなくしっかり硬めの寝心地だそうです。もちろんこのマットレスの性能が特別悪いということはありません。10年使ってビクともしない耐久性がありますし、しっかりめの寝心地と相性の良い体型の方にはうってつけのマットレスだと思います。

しかし、今回のお客様(40代前半・女性・細め)が使うマットレスとしては硬すぎてしまったのでしょう。背中やお尻を圧迫してしまうほどの突き上げが睡眠中ずっと続いていたとすれば、筋肉が緊張して血流が悪くなります。横向きになっても肩が沈むことなく圧迫されるので、痛くなったりひどい時には痺れたりするかもしれません。

眠る姿勢を一定に保つという観点では硬い敷き寝具はある意味理想的です。重たい腰だけが沈んだりしないので、体が一直線にピンと伸びるように寝ることができます。

しかし、体と寝具が喧嘩して寝心地の気持ちよさが半減してしまっては元も子もありません。睡眠中の姿勢をキレイに保ちながら体重負担・体の圧迫感を極力ゼロに近づける。これが枕・敷き布団・ベッドマットレスを選ぶうえでの大事なポイントです。

まずは枕から始めましょう、と思ったけれど。

体を支える寝具環境を整えるためには枕とマットレスの関係性は外せません。硬めのマットレスを使っているならば体が浮き上がるから少し枕を高めに調整しよう。逆に柔らかめのマットレスならば体が沈み込むから、その分少し枕を低くしておこう、という感じで店長は微調整していきます。

今回は「とりあえず枕から使い始めて、マットレスの買い替えはまた今度。」ということで、現状通りの硬めマットレスで寝る前提で枕をお仕立ていたしました。

しかし次の日、

「やっぱりあのマットレスの柔らかさが忘れられない!」ということでご連絡いただき、枕の寝心地調整とともにベッドマットレスのお届けを行うことになりました。

今回ご用意したのは天然ゴム100%のラテックスマットレス。ゴムの木から採取される樹液を蒸し固めたその寝心地は弾力性抜群。座ったり触るだけなら柔らかい印象が強いのですが、寝転がるとスィっと体が浮き上がるような感覚がとても楽しいです。

従来のマットレスでは得られなかった体へのフィット性を十分に発揮することができるので、横向きに寝ても肩が圧迫されません。小さなお子さんと一緒に寝ることも多いママさんにとって、横向き寝が楽になるというポイントは大事です。

マットレスの上にはウールベッドパッドと綿100%ニットシーツを敷いて。枕カバーもアイボリー色で統一しているので、シンプルな雰囲気の寝室にとっても良く合います。

N様、このたびは誠にありがとうございました!

新しくなった枕とベッドの寝心地、また感想聞かせてくださいね☆

それでは、また!