<三浦綿業オリジナル羽毛布団>
- 吉林省・白翎マザーグースダウン95% 1,000g入り
- 生地:綿100%バティスト(平織り・1㎡あたり94g)
- キルト:5×6マス(立体マスキルト)
- 推奨使用時期:冬時期(10月下旬~4月上旬頃)
- 価格:124,800円(税込)
シングルサイズの他にセミダブル・ダブル・クイーンなどのサイズ対応できます。
羽毛1,000gであったか冬タイプ。
【白翎マザーグースダウン95% 800g:バティスト生地】と同種類の羽毛・生地を使用した羽毛布団。こちらのタイプは中に入れる羽毛量を1,000gにした冬仕様です。
向かって右側が羽毛量800gのタイプ、左側が今回紹介する1,000gのタイプです。
やはり見た目にも1,000gの方が少しボリュームアップしている印象。今ぐらいの冬真っ盛り(1月や2月)に暖かく眠れる羽毛布団としてセッティングしています。
羽毛が少ないから本当に暖かいのか不安・・・。
巷で良く見る羽毛布団は「羽毛1.2kg入り」や「増量1.3kg」などが一般的なので、それと比較すると1,000gの羽毛量というのは冬用としてはいささか少ないように感じると思います。
でもこれでちょうどよい。
使用しているバティストの側生地が一般的な布団生地よりもずいぶん軽いので羽毛のふくらみを押しつぶさない、ここがポイントです。わざわざ増量したり1.2kgも入れなくてもきちんとボリュームは出てくれます。
中に入れる羽毛の質が悪いと保温性やボリュームどころの話にならないのですが、白翎マザーグースならダウンボールも大きく核もしっかりしているのでつぶれにくいでしょう。DP:ダウンパワー440相当のチカラは伊達じゃないっす。
もし、白翎マザーグースを1.2kg入れで羽毛布団を作ったらどうなるか。間違いなく暖かいはずなのですが、使うひと・部屋によってはオーバースペックで暑すぎると感じるかも…。布団が膨れすぎて体とのフィット感が薄れてしまう可能性もありますね。
こと羽毛に関しては、増量すればするほど暖かさと心地よさが大きくなると僕はまったく思いません。
使うひとそれぞれに「ちょうどよい」羽毛布団の暖かさがあるはずです。
寝心地の差はどう感じるのか?
一般的な羽毛布団との着心地の違いについて。
<比べる布団>
●白翎マザーグースダウン95% 1,000g:バティスト生地(布団の総重量:約1,740g)
●西川製・ポーランドホワイトグースダウン93%1.2kg:綿100%サテン生地(布団の総重量:約2,100g)
布団を着た瞬間の軽さの感じ方
総重量で360gほどの違いがあるが、重さの違いを大きく感じることはなかった。言われればバティスト生地の方が軽いと感じるかな?という程度だと思う。
寝心地
寝心地は単純に白翎マザーグースの方が好き。ふわ~っと羽毛のふくらみを感じることができる。ふわふわが体に乗っかっている感覚だがポコポコしていないので沿いもOK。寝返りもスムーズで、変にまとわりついてくる感じはない。
西川製の方がやはり生地が重たいので、す~っと生地が落ちてきて羽毛がつぶれてきているのが体で分かる。足をバタバタすると若干まとわりつく感じ。寝返りは十分スムーズ。サテン生地なので柔らかくしなやか。
暖かさ・保温性
暖かくなるのが早く感じるのは白翎マザーグース(主観が大きく作用している可能性はあるが)。バティスト生地は薄いので体温が早く羽毛に伝わるのだろう。羽毛のランクも白翎マザーグースの方がパワーが上なのでここは勝ってもらわないと困るところ。
ただ、間違いなく西川製も十分保温性はあると感じる。
これは店長の主観的な感想なので参考までに。羽毛布団の甲乙ほど難しいものはない。
これが本当かどうかは実際に着てみて試してみて、あなたが判断してください!
羽毛布団のことを考えるのって結構楽しいんですよね、羽毛とか生地とかキルティングとか。色々な組み合わせやパターンがあったり素材もさまざまなので、全然飽きないし新たな発見もあります。もっと色々つくってみよ!
羽毛布団のことでお悩みがあれば、いつでもご相談ください☆
それでは、また!