
こんにちは、店長です!
2月に入り、寒いと暖かい日が混在していて。日中の気温が上がってくるとぽかぽかして気持ち良いのですが、冬ももうすぐ終わりなのかな、とちょっぴり寂しい気分になります。
そんな本日は東京都にお住まいのお客様からご相談いただいた「羽毛布団の選び方」についての事例をご紹介いたします!
メールでいただいたお問い合わせの内容はこちら↓
ダブルサイズの羽毛布団購入を検討する中で貴社サイトにて希望に
近いスペックの商品を拝見した者です。 いくつかご質問したくご連絡差し上げました。 【使用環境】
居住地・住居: 東京都内の築浅木造アパート(機密性は比較的高いです)
寝室の室温: 冬場はエアコンを消して寝るため、10〜13度程度になります。
体質: 夫は暑がり、妻はどちらかというと寒がりです。
現在の懸念点:一般的なダブルの冬掛け(1.7kg入り)では、暑がりの夫には多すぎて寝苦しくなるのではないかと懸念しており ます。現在はシングル2枚を並べていますが、 ダブル1枚に統合したいと考えています。
というメッセージをいただきました。現在のお住まい状況に加え、体質や感覚などの詳細も、こちらとしても「絶対にお客様の希望をかなえたい!」という気持ちがこみあげてきます。メッセージをお送りいただき、ありがとうございます!
サイズの希望はダブルサイズ。東京都内のマンションで冬場はエアコンを消して寝ている。そしてご主人様は暑がり。この3つのポイントが大きな鍵を握りそうです。
エアコンを消しても快適な温度を保つ羽毛布団が欲しい。

お客様のご希望を一言で表すとすれば「暑がりの夫と私が、エアコンを消した寝室で快適に眠れる羽毛布団が欲しい」ということだと感じました。となると、まずは羽毛布団に使用する側生地は綿100%が絶対におすすめです。
<側生地は綿100%がおすすめ>
綿100%の良さは通気性と吸湿性の良さにあります。寝ている間にかく汗や湿気は布団に吸収されることで湿度を適度に保つことができるので、寝具には吸水・吸湿性能は必須であるといえます。
羽毛布団に使用される生地には綿100%のほかにポリエステル素材が使用されることがあるのですが、どうしてもポリエステルは吸水性に劣るので布団が湿気を吸い取ることができずジメジメとした不快感が体に残ってします。また、通気性も悪いので布団内部に空気が循環しにくくなり、結果的に羽毛本来の保温性をいかんなく発揮することができなくなってしまうのです。
奥様はもとより、暑がりのご主人様にはぜひさらっと快適な着心地をできる限り維持することが不可欠です。ということで、極細の綿糸を使用した平織り生地をお客様にご提案させていただきました。軽くてさらっとしていて、通気性が高いので湿気を外部に逃すこともできるタイプです。
<羽毛量は一般既製品よりも少なめにする>
側生地が決まれば、次は羽毛をどうするかを決めていきます。今回のお客様は「ポーランド産ホワイトマザーグースダウンを使用したい」という条件をいただいていたので、ご希望に合わせてグラム数を検討していきました。
通常であれば、ダブルサイズ羽毛布団の中身量は1.6kg〜1.8kg入りが一般的です。合い掛けならもっと少ないのですが、冬用として仕立てられる羽毛布団ならこれくらいの量が目安になります。
ただ、この業界基準を鵜呑みにして1.7kg入りにしてしまうと、お客様によっては暑すぎてとてもじゃないけど使えない、もったいない羽毛布団になってしまう可能性が非常に高いです。マザーグースダウン、成熟した親鳥の羽毛をたっぷり使うのであればなおさら。パワーが強くて空気をたくさん含んでくれる羽毛を使用するのであれば、適正な量で保温性のバランスを取り、軽くてふわっと体を包み込むあの着心地の良さを生み出すことに本気で取り組むべきだと私は思います。
それくらい、心地よい掛け布団に包まれる感覚は、とても幸せなことだと感じています。
じぶん専用の羽毛布団をつくる!

お客様とメールにてやりとりを行いながらヒアリングを続け、理想的な羽毛布団になるよう作製した羽毛布団がこちらです。
<オーダーメイド羽毛布団の内容>
- サイズ:ダブルサイズ(190×210cm)
- 羽毛:ポーランド産ホワイトマザーグースダウン95%/フェザー5%
- 羽毛量:1,350g入り
- 側生地:綿100%平織り
- キルティング:たて6マス・よこ6マス 立体マチ付きキルト
参考価格:238,500円(税込)

羽毛量は1,350g入りとして設定いたしました。一般的な既製品と比べると冬用にしてはかなり少なめ。ですが、これくらいにしていないと逆に暑くなってしまうかもしれません。それくらい、本当のマザーグースダウンが持つパワーと保温性は偉大です。
お客様と相談しているなかで「暑がりのご主人様のことを考えると、もう少し羽毛量を少なくしようか」という考えが頭をよぎりました。50g,100g少なくしてみようかな、どうしようかなと。
しかし、羽毛がこれ以上少なくなると奥様が寒く感じてしまうかもしれません。また、寝室のエアコンで消して寝るということもありますので、羽毛量が少なくて毛布を追加で重ねてしまったりしては元も子もない。やはり1,350gのバランスでいこうと最終的には結論を出しました。
もし、実際に使ってみて暑く感じてしまったときには、オーダーメイド羽毛布団は羽毛量の調整が可能です。
暑い場合には全体的に100gほど羽毛を抜く。逆に寒く感じた場合には100g足す、という対応が後々できるということをお客様にはお伝えいたしました。せっかくのオーダーメイドですので、実際に使いながらの感覚をお聞かせいただきつつアフターフォローも万全におこなってまいります。


側生地は柔らかい綿100%の質感がとても気持ち良いです。
平織りはサテン織りに比べるとカサカサする、というお声もあるのですが、今回の平織り生地はまったく問題ないと思います。ぜひ柔らかい質感がお好みの方にも触れて欲しい、そんな気持ちにさせてくれる素材です。


ふっくらとしたボリューム感と、密度を感じる弾力性。お客様に自信を持ってご紹介できる羽毛布団に仕上がりました。
出来上がった羽毛布団をお届けしてから数日後、
先ほど羽毛布団を受け取りました。
早速開封してみましたが気になっていた側生地のカサカサ音は全く問題なさそうですし、ボリュームもちょうど良い感じで最高です!ありがとうございます!
今夜使うのがとても楽しみになって心躍っています笑。
愛媛は雪予報だったんですね。東京は雪の予報はまだないですが今週も寒そうなのでこんなに早く仕上げてくださって本当にありがたいです。使う中で何かあればご連絡させていただければと思いますが取り急ぎ御礼まで。そちらも寒さ厳しい中かと存じますがお身体ご自愛ください。
という有り難いコメントを頂戴いたしました。こちらが嬉しくなるほどのお言葉、本当にありがとうございます!
ぜひこれからお使いいただくなかで感じること、気になることはなんでもお気軽にお聞かせいただけると嬉しいです。
おふたりが快適に、ぐっすりおやすみいただくことができますように。
I様、引き続き今後とも何卒よろしくお願いいたします。

