軽くて体に負担をかけない羽毛布団が欲しい!リフォームで実現する理想の寝心地

こんにちは、店長です!

今回は東京都にお住まいのお客様から掛け布団の着心地についてご相談いただいたことから始まり、お客様の理想に限りなく寄り添いながら羽毛布団リフォームを行った事例をご紹介いたします。

お客様からいただいた初めてのお問い合わせメールがこちら。

昨年まで家族が使っていた羽毛布団なのですが、数か月前に骨折したせいもあり、今年は重すぎて使えない・・・という事で、もっと軽くて暖かい掛け布団を探していました。
はたして、羽毛布団よりも軽くて暖かい掛け布団というものが存在するのだろうか?と思いながら検索していたところ、御社のホ-ムページが目にとまり、リフォームも検討してみましょうという事になりまして、連絡させていただきました。

羽毛布団が重たく感じるというご相談は意外に多く、布団の仕立て方や中に入っている羽毛量などを調整しながら対応していくことができます。

ただ今回のお客様は「骨折の影響」によって体への負担を敏感に感じるようになったということですので、できる限り体に負担をかけない着心地をつくるために何度も打ち合わせを重ねながらご希望をお伺いしていきました。

お預かりした羽毛布団は西川(西川リビング)製。

ポーランド産ホワイトマザーグースダウン93%/フェザー7%という羽毛原料が使用されており、シングルサイズで冬用のボリューム感の目安になる1.2k入りにて仕立てられています。

「重たいけれどふっくらしていて捨てるにはもったいない」とお客様がおっしゃる通り、使用歴は4年ほどですので綺麗な状態がしっかり維持されていました。

キルティングは「2層式」という表裏でマス目を切り替えていくタイプで、保温性を強めに出すようにつくられています。1層式よりも羽毛の膨らみをより高く出すことができるので寒冷地などでは人気の仕立て方ですが、重量がどうしても増えてしまうのでボッテリした着心地になってしまいます。

軽やかな着心地を求める方や春・秋などシーズン通して使いたいとお考えの方には2層式タイプの羽毛布団は合わない可能性が高いです。

それでは生地を開いて中身をチェックしていきましょう。

布団から取り出した羽毛がこちら。マザーグースダウンだけあって、かなりふわふわ感の強いダウンだということが確認できました。

ひとつひとつの粒立ちもはっきりしていて、弾力性もしっかりあります。重くて使いにくいということにはなってしまいましたが、羽毛の品質にはまったく問題ありません。再利用することで資源の有効活用にもなるし、何よりお客様に優しく寄り添うことができる羽毛布団の原料としてはぴったりです。

リフォームで新しく作成する羽毛布団への要望としては、

  • 軽やかな着心地で体に負担をかけないことが最優先!
  • 夏と冬、それぞれの季節で使えるように布団を2枚つくってほしい
  • できれば掛け布団カバーも提案してほしい

という3つのポイントが挙げられました。

最優先させるのは布団の軽やかさ。それでいて保温性もバランスよく、冬でも夏でも快適に過ごせるような羽毛量に調整していきます。

かなりの難題にはなりますが、お客様のお住まい環境や体質もお伺いしながら羽毛寮を計算していきました。果たして出来栄えは如何に・・・!?

リフォームの完成!

<リフォーム結果>

シングルサイズ1枚➡️シングルサイズ2枚へのリフォーム

  • プレミアムダウンウォッシュ(布団を解体して取り出した羽毛を直接洗浄する)
  • 新品羽毛の補充:なし
  • 新品生地:綿100%・100番手平織り(1㎡あたりの重さ:85g)
  • シングルサイズ(150×210cm)にお仕立て
  • 羽毛量:夏用300g入り、冬用700g入り

出来上がり参考価格:71,000円(消費税・往復送料込み)

お預かりしたシングルサイズ1枚の羽毛布団を2枚に分割。主に冬に使用するタイプとして羽毛量700g入りに調整しながらお仕立ていたしました。

お客様からは「700gでも重く感じてしまうのではないか・・・」と不安なお気持ちを聞いていたのですが、

  • これ以上羽毛量を少なくすると冬に使用するには薄すぎる。寒くて毛布などを重ねてしまうと重さが増して逆効果になる。

という懸念がありました。

実際に出来上がった布団を体に掛けてみると、ほどよくボリューム感を出しながらも着心地にイヤな重さは一切ありません。その秘密は側生地です。一般的な綿サテン織り生地よりも300gほど軽量になる平織り生地に新調したことで、今までとは全く異なる軽やかさを感じていただくことができます。

通気性も高いので体にぴったりフィットする性能は抜群。布団の中に湿気がたまりにくいので「湿気がたまって重くなる」現象も抑えることができます。

キルティングはもちろん1層式。マス目を細かくしながら羽毛の片寄りを防ぐ、という狙いもあります。

もう一枚は夏用タイプ。羽毛量300g入りで肌掛け布団として調整しています。

こちらもキルティングは1層式。冬用よりもさらにマス目を細かくして、ヘタリ/片寄り防止に対応しています。

カバーリングにご提案したのは綿100%のガーゼ生地。

一重の生地で薄く、通気性もよく、それでいて軽量。今回のお客様には最適な素材だと感じ、おすすめさせていただきした。色味はアイボリーやブルーなどの優しい色味からネイビー、ブラウンなどの濃いめのカラーまでラインナップしています。

見た目にも軽やかに、そしてリラックスできるような色味が良いなということで。爽やかなペールブルーをご用意いたしました。

これで少しでも快適に眠れるようになればいいなと思いながら、羽毛布団をお届けして1週間後。お客様からこんなメールをいただきました。

300gの羽毛布団は季節柄、まだ使用していませんが、700gの羽毛布団は到着したその日の夜から使用しています。

数ヶ月前に骨折して1,200gの羽毛布団が重たくて、使えなくなってしまった本人としては700gでも重たくないだろうか?と少々不安なようでしたが、一晩使用してみたところ、とっても心地良く眠れたそうです。
軽さと暖かさで布団が届いてからは眠るのが楽しみになっているようです。
難点は布団から出たくない事らしいです(笑)。
700g/300gを勧めていただき、ありがとうございました。

掛け布団カバー(綿100%一重ガーゼ)も軽くて、ふわっふわの羽毛布団と相性が良さそうで肌触りも優しく気に入ったようです。
他社の話しで恐縮ですが、以前(だいぶ前になります)A社(超有名店)で購入した羽毛布団をA社(購入した超有名店)にリフォームを依頼した事があるのですが、仕上がったものは側生地も同じもので、下(脚側)の方がカットされていました。使用していた本人は羽毛布団の丈が短くなってしまったので寒くて、結局使えなくなってしまいました。

その時は、羽毛布団をリフォームするというのはそういうものなのか、新しいのを購入した方が良かったな!と思いながらも、特にクレームも入れずにいました。

A社は高級品ですのでリフォ-ム代も高かったですし、今思えばかなりもったいないことをしたなと残念に思います。同じリフォ-ムでも仕上がりがこんなにも違うものなのですね。

三浦さんは親身になってアドバイスしてくださるので、信頼できます。

また他の羽毛布団をリフォームする機会があるかもしれません。その時は、また三浦さんにお願いしたいです。

素晴らしい羽毛布団をありがとうございました!

お仕立てした羽毛布団の着心地をとても気持ち良い!と感じていただけたこと、本当に嬉しく思います。不安や心配ごともたくさんあったと思うのですが、何度も打ち合わせしながらじっくり考えて、お客様の希望に近づくことができてよかったです。

ぜひまたお困りごとや気になることがあればいつでもお気軽にご相談いただればと思います!

今後とも何卒よろしくお願いいたします。