こんにちは、店長です。
最近世間を賑わせる話題が多いですねぇ。まだ2月なのに2016年のトップニュースに入りそうな出来事がいくつも登場して、流行語大賞の荒れっぷりが今から心配になるレベルです。
そんな春の嵐が吹き荒れるなか、当店が取り扱っているオーダーメイド枕・マットレスに関する重大発表がリリースされました。
身体に合わせた枕とマットレスが日中の疲労を軽減する!
当店のオーダーメイド枕・マットレスは、老舗メーカー・西川リビングさんの「FIT LABO」というブランドなのですが。この枕とマットレスを大阪市立大学の偉い先生が検証してみたら、睡眠の質向上と疲労軽減に効果があるぞ!という実験データが出たんです。
プレスリリースに掲載されている内容を簡単にいうと、
オーダーメイド枕・敷きふとんを、30歳~65歳の男女18人に一定期間使用してもらった。
すると、寝つきが良くなり夜中に目が覚めることも少なく、睡眠への満足度が高まった。
さらに、翌日の疲労の蓄積を少なくすることも出来た。
という結果が実証されました。
今回の検証で大事なポイントは、被験者18人の主観的な感想(気持ち良かった~とか、疲れにくいと思うよ~みたいな)だけではなく、自律神経の動き方を測定しながら科学的に検証したらこんなことが分かりましたよっていうこと。今までにないパターンです。
検証を進めたのは、大阪市立大学の梶本修身特任教授。
(画像出典→http://mrs.living.jp/hyogo/life/article/2210717)
写真右の方が梶本教授(左は西川リビング・宮川一幸社長)で、疲労医学の第一人者で健康系のテレビにも数多く出演されている有名な方です。疲労医学とは「疲労」という漠然なイメージをデータに落とし込んで数値化し、効率的な対策や予防法を研究していこうというもの。詳しくは→大阪市立大学院 医学研究科 疲労医学講座に紹介されています。
でも皆リポビタンD飲んでるよ
梶本教授のおかげで、身体に合わせた枕とマットレスで眠ることは良いことだ!と科学的に証明されたわけですが。疲れたな~と感じるときに「よし、枕とマットレスを変えよう!」と思うひとがどれだけいるでしょうか。悲しいかな、ごく少数だと思います。疲れたなと感じたらリポビタンD飲んで、ファイト一発している方のほうが圧倒的に多いです。
このことは日本人のお金の使い方にも如実に現れています。2014年度の総務省・家計調査をみると、総世帯の1か月平均支出25万1,481円のうち、寝具に使われているお金は648円。
648円ですよ?全体のわずか0.3%ですよ?リポD5本買ったら終わる金額しか寝具に使われていないこの現状。当店が130年続いているのがノアの箱舟ばりに奇跡だと感じます(笑)。ちなみに飲料は1か月に3,601円使用されているので、おそらくここにリポD代も・・・。6倍…。
悔しくてリポビタンDのことを調べていたら、CMでおなじみのタウリンが肉体疲労に効くという確証はまだないっぽいです。大学の先生方が様々な実験を試みているのですが、コレだ!という結果が揃わない模様。
【結論】運動負荷後のラット骨格筋を用いて組織学的評価・抗酸化物質の測定を行い、タウリンの筋疲労に対する効果を検討した。いずれも統計学的有意差は認められず、経時的変化等について今後のさらなる検討が必要である。
大正製薬さんに八つ当たりしている訳ではありませんよ!事実、「栄養ドリンクはすべてウソだ!」みたいな記事がいろいろ出てきますが、眉唾ものも多いので鵜呑みにはしません。
そういう意味では今回の梶本教授の研究発表はすごく重要だったのではないかと思っています。タウリンでさえ解明できていない疲労への効果が枕とマットレスで証明されたんですから。胸を張って明日から仕事が出来ます。
だから、皆さんには「眠ること」をもうちょっとだけ大事にしてほしいな~と思うわけです。毎日眠るんですからね~。寝具に月1,000円くらい使ってくれても良いじゃないと思うわけです(笑)。
お暇なときに、ちょっと体験してみてね
今回の重大ニュースになったオーダーメイド枕・オーダーメイドマットレスは店内でいつでもお試し寝することができます。お暇な時間があれば、ちょっと体験してみてください。もしかしたらリポビタンDを飲むよりファイトが出るかもしれません(笑)。
それでは、また!