こんにちは、店長です!
松山市にお住まいのH様に、ベッドフレームとマットレス一式をお届けしてきました。
今回のお客様は私たちスタッフと同年代(20代)のご夫婦。床に布団を敷いて寝るスタイルをいつかはベッド生活に切り替えたい…!とずっと考えていたそうで、お店にお越しいただいた時にもベッドの上でゴロゴロしながらマットレスの寝心地をじっくりお試しになっていました。
H様お二人に選んでいただいたベッドスタイルがこちら。シングルサイズを並べるようにセッティングし、ふたりで寝てもゆったりと寝転がるスペースを確保しました。
※シングルサイズ1台分の幅は100cm。2つ並べて200cmなので、正方形の大きなこたつでゴロゴロできるような感覚ですね。
二人寝用といえばダブルサイズ(14ocm幅)が頭に思い浮かびますが、寝室に余裕があるのならばシングルorセミダブルを並べるスタイルを僕はオススメします。一人当たりの寝るスペースが大きく取れますし、寝返りも心置きなくゴロゴロできます。
「クイーンサイズやキングサイズにすれば良い」というアイディアもありますが、
- 大きすぎてベッド・マットレスの搬入がめちゃくちゃ大変。引越しの時とか最悪。
- マットレスのヘタリ方が左右で異なっていても(右はまだ使えるけど左が凹んだ)、丸ごと買い換えないといけない。
- 掛け布団やシーツがすべて別注扱いになる。選択肢も少ないのでちょっと寂しい。
などのデメリットが僕の頭をよぎります。
特に大きなサイズのマットレス一枚物は扱いがとても大変なので、クイーンサイズのベッドにするなら80cm幅のマットレスを2台並べるなどのスタイルが良いと個人的に思います。家具屋さんでもそのようなセミシングルサイズのマットレスを選ぶことができるはずなので、一度店員さんに聞いてみても良いかも。
ベッドサイズにお悩みの方はぜひご相談くださいませ。
で、今回のH様。ベッドを置く場所=寝る場所は、リビングの上にあるロフト部分です。面積は8畳ほどありますからシングルサイズのベッド2台は余裕で入ります。しかし天井の高さが140cmほどしかないので、無駄に装飾が付いたベッドフレームは圧迫感を招きますから絶対選んではダメ。ヘッドボードもすべて無くしたフラットスタイルのフレームをご提案いたしました。
上の写真のようなフラットデザインのベッドフレーム。当店では結構人気です。床板はシンプルなスノコタイプから寝心地調整ができるウッドスプリングまで選ぶことが可能です。
寝心地の良さを決めるマットレスにはドイツ生まれのノンコイルマットレス・ゲルテックス。
ジェルと高反発ウレタンをミックスした発泡させたクッションが入っていて、柔らかさと体を支える力のバランスがちょうど良い。腰痛がちょっとつらくて横向き寝がメインだというH様にはぴったりでした。肩の圧迫感が少なくて、優しい寝心地です。
日本に多い硬めのスプリングマットレスが苦手な方にも一度試して欲しいマットレスです。
マットレスの上にはベッドパッドを敷きます。忘れがちな存在ですが、ベッドパッドの存在はとても大事。マットレスの汚れ防止に活躍したり汗や湿気のコントロールをしてくれたり、ベッドを長く気持ちよく使うための必須アイテムです。
今回はウール100%のベッドパッドを敷きました。薄くて柔らかいニット生地に包まれたウールはジメジメ湿気を吸収して外に逃す力がとても強く、眠る環境をキレイに整えてくれます。モチモチ・ふわふわとした感触は一度寝転がるとやみつきになりますよ。
ベッドパッドとマットレスを丸ごと包み込むシーツは綿100%。ベッドパッドとの相性も考え、上質なニット生地で仕上げました。
ニット生地の特徴はたてよこ自由に伸び縮みすること。ほら、こんなに引っ張ってもスルンとマットレスを包み込んでくれます。
一般的なブロード生地よりも通気性が良いので、ベッドパッドの湿気調整機能がさらに活かされるんですよね。相性抜群です。
カラーリングはモカ。ベージュよりも少し濃いめの色ですが、ブラウンよりも強くない。合わせやすい色味ですので、最近少しずつ人気が高くなってきています。
H様、このたびは誠にありがとうございました!
お二人のベッドですので、ぜひじっくりと寝転がっていただきながら寝心地を楽しんでいただければと思います。
それでは、また!