こんにちは、店長です!
先月7月は観測史上もっとも平均気温が高かったというニュースを見て、衝撃とともに身震いしてしまいました。日本で気温を観測するようになったのは126年前からだそうです。ということは、今年の7月は126年間でもっとも暑かったということに…。
8月もこのままいくと暑くなり、寝苦しい夜が続きそうです。3年ほど前から「熱帯夜ではエアコンをタイマーで切るのではなくつけっぱなしにした方が良い」という話が多くなってきましたが、寝付きが悪くなったり夜中に途中で起きてしまう中途覚醒が頻発すると睡眠の質が一気に低下して体に疲れが残ってしまうことも考えられます。
暑くてジメジメ湿気が気になる8月の夜でも快適に眠ることができる寝具はないのか!?
もちろん、あります!
寝具専門店がこの時期にお勧めする寝具アイテムをピックアップいたしました。8月からの真夏に寝具環境をしっかり整えることができるよう、ぜひ寝具を効率よくお使いいただければと思います。
①汗をかきやすい頭をサポートする枕カバー
まずは枕カバー。
汗や皮脂が分泌されやすい頭や首周りがジメジメしているとそれだけで不快指数が上がります。
汚れやカビが発生しないよう清潔に保つことはお肌にとっても重要なので週に1回はお洗濯しながらカバーを交換していただくことが推奨。そのうえで汗を吸い取り乾きやすい素材が夏にはオススメです。頭を冷やすと睡眠効率も上がるので、熱伝導率の優れたリネン生地の枕カバーを第一候補として紹介します。
リネン生地は熱を奪い湿気や熱を逃してくれるので、サラサラとした感触がとても心地よいです。洗濯したあとに乾きやすいということもメリットとして挙げられます。
ただ、リネンのシャリっとした硬さが気になる方もいらっしゃるかと思うので、肌触りをソフトにするなら綿100%の柔らかいガーゼ生地でつくった枕カバーをオススメします。
ガーゼは吸水性に優れていて肌にも優しいので、敏感肌の方やアトピーが気になるお客様にもご紹介しています。リネン同様に乾きやすいことも嬉しいポイントです!
寝ている間の汗や湿気はベッドパッドでしっかりキャッチ!
次にベッドパッド。
ベッドパッドとはマットレスの上に敷くアイテムのことを指し、普段はシーツで隠れているのですが、マットレスの汚れ防止や洗濯できるなどの効果を発揮してくれます。
夏のベッドパッドに使うならポリエステルなどの化繊では吸水性がなくてムレてしまうためNG。当店では薬品加工一才なしのピュアウールでつくったパッドを最優先でオススメしています。
ウールは綿の2倍、ポリエステルの40倍の吸湿力があるので、寝ている間にかく汗や湿気をしっかりキャッチすることができます。防縮加工などを施したウールは洗濯しやすい反面、吸湿性がどうしても劣ってしまういがち。汗を吸い込んで放出する能力に長けるピュアウールが断然気持ち良いです。
もちろん、触るとひんやりするといった接触冷感性能はありませんが、ジメジメ湿気が背中から消えてくれる爽快感は病みつきに。汗っかきの男性にお使いいただくと、よりその真価を発揮してくれるので皆さま驚かれます。
ふんわりとした寝心地の良さをプラスできることも魅力的なので、今使っているマットレスの寝心地に不満がある方にもオススメです。
エアコンの風が直接体に当たらないようにブランケットでしっかり保護する!
最後にブランケット。
こちらは当店でも定番となったリネンとコットンをミックスして織り上げたブランケットを推奨します。
吸水、放湿、ひんやりとした冷感という、天然素材のもつ優位性をいかんなく発揮してくれる素材だけを使用しているので、7月、8月の夏にうってつけ。
薄いタオルケットでは寝ている間にはだけてどこかに逃げてしまうことがありますが、このブランケットはほどよい重さで着心地の安定感があるので寝返りしてもズレにくい!空調をかけ続けているお部屋では直接体に風が当たると冷えすぎて逆さにしんどくなることがありますが、寝ている間も優し体を守ってくれます。
何よりお洗濯に強いことがとても嬉しいのです。特殊な製法によって太くて強くなった綿の繊維を使うとともに、リネンはもともと濡れても強度がしっかり保たれる性能があるので、かなりヨレにくいです。タオルケットとは比べ物にならないほどガンガン使い倒すことができます。
汗をしっかり吸収させながら、汚れたらお洗濯してまたすっきりキレイに。小さなお子様にもオススメなので、ご家族皆さまで使って欲しいなと思うアイテムです。
夏の寝苦しい夜には汗、湿気をどう逃すのかがポイント!
寝具を活用して湿度をコントロールし、布団に入っている方が快適だと思えるような環境をつくっていきましょう。
寝具の使い方や寝室空間の整え方、空調のコントロール方法など、気になることはぜひ何でもご相談ください✨