【新居浜市の口コミ】オーダーメイド枕の素材選びも重要です!

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こんにちは、店長です!

皆さんは柔らかいフワフワした枕がお好きですか?それとも硬くてしっかりした枕?

枕の感触は中に詰める素材によって変わります。柔らかい感触ならダウン(羽根)や綿、低反発素材など。硬めを選ぶならしっかりしたパイプやそばがらが入っている枕を選びますよね。

「枕の高さ」とともに寝心地を決める大事ポイントである「感触」。自分にしっくりなじむ感触を選ぶことができれば、気持ち良く頭を包み込んでくれるのですが、合わない感触を選んでしまうと逆に眠れなくなることがあるんです・・・。

感触が合わないと眠れなくなる!?

先日、オーダーメイド枕の高さ調整に来られたお客様は、2012年から枕をご愛用いただいているベテランさん。肩こりや朝起きたときの首の痛みに悩んでいた矢先に当店のオーダーメイド枕を知り、ご来店いただきました。

実は、このお客様。枕使用歴5年の間に3回、枕の感触を変更しています。

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当店のオーダーメイド枕では、お客様の好みに応じて5種類の素材の中から感触を選ぶことができます。

このお客様の場合、5種類の素材の違いを詳しくお話して試してもらった結果、柔らかめ(つぶわた)の感触に決めていただき、オーダーメイド枕生活がスタート。

お客様の体型の特徴として、

  • 首が細くて長い
  • 体重が軽い
  • 低めの枕が合いやすい

という方だったので、首や頭を優しく包み込む柔らかめが一番合うだろうというこちら側の判断とお客様の好みが合致しての素材決定でした。

で、ず~っと気持ち良く使ってもらっていたのですが、ここでちょっと問題発生。

つぶわたは一番柔らかいので長年使うとペチャンコになってしまう欠点があります。他のパイプ素材と比べて高さが変わりやすいので、この問題だけ何とかならないか?との相談を受けました。枕を使い始めてから4年目のことです。

この要望を解決するため、1回目の素材変更を行うことにしました。

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枕の高さに関しては全く問題なかったので感触だけの変更です。この時点では6つに分かれている枕のブロックの①~③番目だけ、普通(小さめパイプ)に変更しました。

なぜ、すべてのブロックを一気に変更しなかったのかというと、

  • 枕の感触が変わりすぎると違和感につながる
  • 首まわりのデリケートな部分だけは柔らかめの方が良いのでは、というこちら側の判断

が理由です。

半分の素材をパイプに変更したので、これだけでも十分効果が期待できるのではと考え、まずはこの状態でお使いいただくことにしました。

それから約1年後の今年2月。お客様が枕を持って来店され、「この感触にも慣れてきたから、枕の素材を全部パイプに変えて欲しい」ということで、2回目の素材変更を行うことになりました。

今回はつぶわたのままだった④~⑥番目のブロックの素材を普通(小さめパイプ)に変更。高さはそのままに。素材が変わることでの感触の違いをゆっくり試してもらって、納得していただいたうえで変更しました。

それから約2週間後。お客様が再来店されて一言。

「パイプに変えたら、なぜか眠れなくなってしまった・・・。やっぱり柔らかめに戻して欲しいんです!」

 首にあたる感触はやっぱり柔らかめが正解だった

素材をパイプに変えて寝てみたら、なぜか夜中に目が覚めたり、眠りが浅くなってしまった気がする・・・というお客様。柔らかめ(つぶわた)を使っているときにはこんなことは無かったといいます。

すぐに枕の首部分の素材を柔らかめ(つぶわた)に変更し、再度試してもらうと「やっぱりコレだわ」と。これが3回目の素材変更になりました。

回り道したような形ですが、このお客様にはやっぱり柔らかい感触が一番合っているのだと思います。もちろん人それぞれ感じ方に違いがあるので、すべての人に当てはまる事ではありません。このお客様の場合は、ということです。

素材選びにもきちんとアドバイスをする

今回の事例はこちら側の提案ミスも原因のひとつだと思います。このお客様には柔らかめの感触が良いのでは、と思っておきながら、首部分の素材変更を行ってしまいました。

「やっぱり○○さんには柔らかめが良いと思いますよ~」と提案できれば良かったのかな、と少し反省しています。

もっと精進せねばっす!!!

枕は本当に少しのことで変化しやすいものです。高さが5mm違っても、感触が柔らかすぎたり硬すぎたりしても、ベストな状態になりません。とても繊細なものだからこそ、素材選び・感触の選び方には十分注意するべきだと思います。

気持ち良さそうだからといって、安易に枕を買って後悔することのないように。そういう経験をされている人、結構多いんですよ!

だからこそ僕は、お客様に応じて、悩みに応じて、人それぞれの眠る状態に応じて、より良い寝具をアドバイスしながらおつくりしていきます!

それでは、また!

⇒オーダーメイド枕の詳細はこちらをご覧ください。

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