【動画で解説】丸八(マルハチ)の羽毛布団を解体!品質はどう?リフォームできる?

こんにちは、店長です!

暑い夏は羽毛布団リフォームにぴったりの季節だ!ということで日本全国からたくさんのご相談をいただいております、本当にありがとうございます。

近隣の松山市・新居浜市・西条市から直接布団をお持ち込みいただくことも増えてきました。布団をお持ち込みいただければその場で状態チェックを行い、羽毛の様子を一緒にご覧いただくことができるので結構楽しいです。普段見ることのできない布団の中身に直接触れることもできます、ぜひお試しあれ。

さて、今回は岐阜県にお住まいのお客様からお預かりした羽毛布団をチェックしていきます。状態チェックの模様は上の動画にまとめておりますのでご覧ください!

「生地が破れて羽毛が飛び出してくる・・・」という悩みを解決するためにお預かりした羽毛布団。丸八という有名な寝具メーカー製の羽毛布団です。

丸八の布団は「一目見たら分かります」ってくらいすごい特徴的です。生地にはきらびやかな刺繍が入っていてピカピカの光沢があるのが丸八の羽毛布団だ!って言い切ってもいいくらい。シルクが織り込まれて生地は独特の光沢があり、質感もなめらかで気持ち良いです。

ただ、個人的な意見を言うと羽毛布団の側生地としてシルクはあまりおすすめできません。劣化が早くなるからです。

シルクは引っ張りに強い反面、摩擦に弱いという欠点があります。寝返りを打つ体、布団カバーに擦られながら毎日使い続ける羽毛布団。年数が経って使い込んでいくうちにだんだんと生地が薄くなってしまいます。10年以上使うとシルクが千切れ始め、リフォームしたいと持ち込まれた丸八製の羽毛布団はかなりの確率で生地に破れが発生しています。

羽毛布団にとって生地破れは一番避けなければならないことです。少しの穴からでも羽毛は吹き出してくるので、長く安心してお使いいただくことを考えれば生地の耐久性というはとても大事なポイントになります。

耐久性だけを考えればポリエステル糸の方が強いのですが、湿気が吸えない・通気性が悪い・繊維の断面が丸いので羽毛が吹き出しやすいというデメリットがあるのでこれも却下。

総合的に見れば羽毛布団生地の素材はやっぱり綿100%に落ち着きます。

シルクの側生地は今回もボロボロでしたが中身の羽毛はどうでしょうか?品質と状態をチェックしていきます。

こちらが布団から取り出した羽毛。羽毛の状態ごとに選別してみると劣化して小さなホコリのようになっている部分を発見しました。

18年という長い間ご使用になっていた羽毛布団ですので、これくらいの劣化は当然あります。むしろ劣化は少ないかな?といった印象。質の悪い、弱い羽毛であれば18年も使ってしまうともっとボロボロに崩れて再生不可能に近いところまでいってしまうことがあります。

選別を続けてみると、綺麗な形を維持した羽毛をたくさん発見することができました!大きい綿毛でもちもちと弾力もある。布団の中でもしっかりと膨らんでくれるパワーのあるダウンです。やはり羽毛の品質は高かったことが分かります。

このレベルの羽毛ならば再利用する価値が十分にあります。綺麗に洗浄してリフレッシュすれば、新品のころのような輝きを取り戻してくれるはずです!

リフォームが完成するまでにかかる日数は2週間〜3週間ほど。また安心してお使いいただける羽毛布団へと生まれ変わるようにお手入れしていきます。

仕上がり具合はまた後日ご報告いたします!

それでは、また!