愛媛県にお住まいのお客様やお近くの方
リフォームを検討している羽毛布団をお店まで直接お持ち込みください。その場で布団の状態を詳しくチェックし、リフォームできるかどうかの判断やお見積もりをご案内いたします。
※集荷に伺うことも可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
東京や大阪などご遠方のお客様
当店まで羽毛布団をお送りいただき、状態のチェックとリフォームのお見積もりをご案内いたします。
布団を入れる袋とクロネコヤマト便の着払い用紙を事前にご用意いたしますので、スムーズに布団を発送することができます。
※ご遠方のお客様でもリフォーム完成までにかかる送料は当店が負担いたします。
布団を袋に詰めて送り状を貼り付ければ発送準備OK!あとはご都合の良いタイミングでクロネコヤマト便に集荷を依頼すれば布団を送ることができます。
①布団を解体して羽毛を取り出す。
まずは布団を解体して羽毛をすべて取り出し、羽毛を直接洗浄できるように準備します。
布団のまま洗浄しても生地の中にある羽毛はなかなか綺麗になりません。長年使用した羽毛には想像以上に汚れが付いているものです。その汚れをしっかり落とすためのちょっとしたひと手間。これがリフォームの出来栄えに大きく影響します。
②45℃のお湯と専用の洗剤で羽毛を洗浄する。(プレミアムダウンウォッシュ)
布団から取り出した羽毛を直接洗っていきます。長年使用した羽毛には汗や皮脂が付いて黄色くなっていたり、羽毛自体が絡まっていたりするのですが、ゆっくりと羽毛を洗浄しながら羽毛を綺麗な状態に復元していきます。
※洗浄前には1回目の除じんを行い、劣化して壊れた羽毛やファイバー化したものを取り除いていきます。
③洗浄した羽毛はしっかり乾燥させて、補充用の新品羽毛とブレンドする。
洗浄した羽毛は脱水したあとにしっかり乾燥。乾燥は2回行い、①150℃の超高温での乾燥・②冷気を当てながらの乾燥で羽毛本来のふくらみを復元しながら湿気を十分に飛ばしていきます。
※冷却乾燥と同時に2回目の除じん作業。1回目で取りきれなかった細かいホコリを取り除きます。
出来上がった羽毛原料には新品羽毛をブレンドし、洗浄時・除じん作業で目減りした分の量を補充しておきます。
④生地は注文を受けたサイズ・キルティングごとに手作業で縫製する。
新調する生地は出来上がりのサイズ・キルティングパターンに合わせて縫製します。ひとつずつ手作業で仕立てるので、どんなサイズにも加工が可能。身長が高い方用に超ロングサイズにつくることもできます。
⑤完成した生地に羽毛を吹き込んでいく。
ノズルを生地の間に差し込み、キルティングで仕切られたマス目ごとに羽毛を吹き込んでいきます。
羽毛を吹き込む量はコンピューターで制御されているので、部分ごとに片寄ってしまうことはありません。逆に、どこどこのマス目には羽毛を多めにor少なめに入れるなど、こと細かいコントロールが可能です。
⑥仕上がりに不備がないか検品して、表面のホコリを取り除けば出来上がり!
羽毛の吹き込みが終わり、すべての口が縫製された羽毛布団。ここで布団の中に針が残っていないか・不備がないかの最終チェックを行います。
チェックを終えた羽毛布団はエアーをかけて表面に付いたホコリを除去。綺麗にリフォームが仕上がった羽毛布団の完成です。
羽毛に付いた汚れやニオイを綺麗に洗浄しながら、劣化した羽毛を丁寧に取り除き、ふんわりとした膨らみとパワーを回復させる工程がプレミアムダウンウォッシュです。羽毛布団リフォームにおいて一番重要な工程で、ここがきちんと出来るかどうかによってお預かりした羽毛布団の回復具合に関わります!
お客様が実際に15年間使用した羽毛をクリーニングしてみました。上の写真・右側が洗浄前の羽毛、左側がプレミアムダウンウォッシュ後の羽毛です。
は汗・皮脂で羽毛が少し色づくように汚れています。さらに湿気もたまっているのでダウンが固まっている部分も。ふわふわとした羽毛のパワーが経年劣化で失われている感じです。
ちらがプレミアムダウンウォッシュ後。見るからに色が違います。新品のときのような真っ白い羽毛になりました。
さらにダウンひとつひとつがほぐれてふわふわに。洗浄前のペチャンコ状態と比べて空気をたくさん含むことができるようになったので、保温性・ボリュームともに十分回復させることができました。
ここまでキレイにできるのはプレミアムダウンウォッシュだからこそ。布団ごと洗ったりスチーム乾燥や洗浄しないリフォームには出来ない「仕上がりの良さ」を発揮します。
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