あなたの肩こりはどのタイプ?症状別にみる原因と対策のポイント

肩こり

(※2015年6月26日に公開された記事を再編集しています。)

 

日本人が感じている身体の不調・悩みランキングで常にトップに君臨する「肩こり」。当店にオーダーメイドまくらを求めて来店される方のほとんどが肩こりに悩まされ、最近は20代~30代の方がつらい症状を抱えているケースが目立ちます。
これだけ多くの人を悩ませる肩こりがなぜ起きるのか、皆様はご存じですか?実は肩こりにはタイプがあり、対策方法はそれぞれ違うのです。今回は原因別に3タイプの傾向と対策をまとめてみますので、自分がどのタイプに当てはまるのかチェックしてみてください。皆様の参考になれば幸いです!

※以下に掲載する内容の一部は、第一三共ヘルスケア様HPより引用させて頂きます。

タイプその①「姿勢バランスの崩れによる筋肉の緊張」

スマートフォン

主な原因

  • デスクワークで長時間同じ姿勢が続くことが多い。
  • 立った姿勢が猫背だったり、左右どちらかに重心が偏っている。
  • スマートフォンの使用時間が長く、首が前に突き出した姿勢になるのが癖だ。

毎日頭を支え続けている首と肩は負担がかかりやすく、筋肉が緊張しやすい部位です。長時間同じ姿勢を続けたりバランスの崩れた姿勢が習慣化してしまうと、 筋肉が疲れて疲労物質が溜まります。それが要因となり血液循環の悪化や肩・首の痛みを引き起こす可能性があるのです。

対策のポイント

◆正しい姿勢を意識して保つようにする◆
背骨がきれいなS字カーブを描くような姿勢が理想的。頭部分の重心が安定し、意識自然に真っ直ぐ立った姿勢=耳・肩・ひざが一直線につながるような姿勢を意識すると、肩や背中にかかる負担を軽減することができます。座っているときにも猫背にならず、時折背筋を伸ばすなどして筋肉をリラックスさせることが大事です。もし、朝起きたときに肩がつらい場合は眠る姿勢にも注意しましょう。枕が高すぎたり腰が沈みすぎて猫背になっていないか、確認してみてください!

タイプその②加齢による筋力低下や腱の衰え

野球

主な原因

  • 若いころはスポーツをしていたが、最近体を動かす機会がない。
  • 以前より手足の冷えやむくみがひどくなってきた。
  • 比較的立ち仕事が多い。

首と背中にはさまざまな筋肉があり、重い頭や腕を支えています。その筋力が低下してしまうと支える力が少なくなり、負荷として筋肉を傷めてしまう場合があります。損傷が積み重なることで肩こりや疲労の蓄積が起こる可能性があるのです。
また、背骨の間にあるクッション材の「椎間板」が年齢を重ねるとともにつぶれて硬くなり、十分な機能を果たさなくなることも。40代以降の方が悩み始める『五十肩』も加齢による身体の衰えが原因であると考えられています。

正しい姿勢

50歳前後に起こる肩の痛みは、「五十肩」の場合があります。「肩関節周囲炎」という病名が使われることもあります。腕を体の後ろに回すこと、例えば腰の後ろでエプロンのひもを結ぶ動作がしづらくなるなどが特徴で、腕を上げようとするときに痛みを感じます。
第一三共ヘルスケア【原因】どうして肩こりの症状が起こるの?

対策のポイント

◆身体を温めたりストレッチを行って、血行不良を改善!◆

加齢によって疲れがたまった身体はリラックスさせることがポイント。半身浴などでゆっくりと体温をあげたり肩甲骨をゆるめるような運動を行うと、筋肉がほぐれて血液の流れが良くなり、肩こりを和らげる効果が期待できます。冷えからくる身体の硬直も血行不良の原因につながるので、夏の冷房対策や冷たいものを飲みすぎないなどの、生活習慣の改善も大切です。

タイプその③視力低下や内臓の疲れ、過度なストレス

視力検査

主な原因

  • 最近ガクンと視力が落ちた。
  • 胃腸が弱く、低血圧である。
  • ちょっとしたことでイライラしてしまう。

対策のポイント

◆セルフケアで改善しない場合は医療機関へ相談を◆
マッサージや患部の温めなどのセルフケアで痛みが軽減する場合もありますが、痛みが強くなったり手足のしびれ・吐き気などの症状が起こる際には医療機関に相談しましょう。

痛みが強い、左右どちらかに広範囲に起こる、ほかに頭痛やめまい、吐き気、手足のしびれなどがあるという場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。他の疾患が隠れていることがあります。
第一三共ヘルスケア【対策】肩こりが起こったらどうするの?

自分に合った肩こり対策を!

いかがでしたか?あなたの肩こりはどのタイプに当てはまりましたか?
一口に肩こりといっても色々な原因と症状があります。不良姿勢が関係していたり、別の病気がもとで引き起こされたものだったり、原因が複雑に絡み合っていたりと千差万別。現実問題として「これさえやれば全員が治る!」という方法を探すのは難しいと思われます。
肩こりを解消するためには、まず自分の生活スタイルを見つめなおすことが一番大事なのかもしれませんね。私も寝転んでお菓子食べるの止めないと…(笑)
それでは、また!

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