座布団の打ち直し!座布団にもいろいろなサイズがあるって知ってた?

こんにちは、店長です!

今回はお座布団の打ち直し。松山市にお住まいのお客様からご依頼いただきました。

年末年始のお集まりに使いたいということで、古くなった座布団をお預かりして仕立て直しいたしました。

仕上がり具合はこんな感じ。ふっくらとした見た目が可愛らしい。

座布団のサイズって実はいろいろ種類があるんです。
通常、一般的な座布団のサイズとして使用される「銘仙判(めいせんばん)」は
横55cm・縦59cm。おうちのリビングやこたつなどで使うサイズとして普及しているので、見かける機会が一番多い寸法です。

今回お仕立てしたのは銘仙判よりも少し大きめの「八端判」(はったんばん)というタイプ。主に来客用に使用することが多く、昔は嫁入り道具として10枚、20枚と仕立てる事例もありました。
サイズは横59cm・縦63cm。たっぷりと余裕をもって座ることができる寸法が魅力です。

これよりも大きいサイズでいうと、緞子判(どんすばん)や夫婦判(めおとばん)といった呼び方をするタイプがあります。座布団も奥が深いのです。

ふっくらと仕上がった座布団は座り心地もよく、きっとお集まりになった方々にも気に入っていただけるはず。
これからも長くご愛用いただければ嬉しいなと思います✨