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2017/04/20

「羽毛布団が重くて使いにくい」という悩みを一発で解決した話【リフォーム】

商品紹介

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こんにちは、店長です!

気温があたたかくなるこの時期から多くなるのが、冬に使っていた羽毛布団や敷き布団を綺麗にお手入れする寝具メンテナンスのご依頼です。

当店で行っている寝具メンテナンスの種類は3つ。

  • 生地に付いた汚れや臭いを水洗いで落とす布団スッキリ丸洗い
  • 綿わた布団(掛け布団、敷き布団、こたつなど)のふんわりボリュームを復元する打ち直し
  • 羽毛布団の生地破れ、ヘタリ、サイズ変更などに対応する羽毛布団リフォーム

というコースがあるのですが、今回は羽毛布団リフォームのお話。

先日、当店に羽毛布団リフォームをしたいというお客様がいらっしゃったのですが「この羽毛布団が重たくて使いにくいんです。おまけに使って寝ると暑すぎて…。何とかなりませんか?」というご相談を受けました。

羽毛布団は本来、軽くてふんわり暖かいを実現してくれるものです。それがなぜ…?重たいってどういうことだろう?

お客様が抱える悩みを解決するために、持ち込まれた布団をチェックしてみました!

⇒寝具メンテナンスの詳細はこちらからご覧ください。

 羽毛布団が重いと感じる理由

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持ってきていただいた羽毛布団がコチラ。ふっくらと膨らんでいていかにもあったかそうな見た目。生地にも汚れが付いていなくて綺麗な状態でした。

 

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手で布団を押し込んでみると…

 

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お、だんだんとボリュームが戻ってきます!

 

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うん、ちゃんとふくらみが戻るくらいになった!この布団のなかに入っている羽毛の状態は良さそう。パワーも十分感じることができます。

でも、お客様はこの羽毛布団が重たくて暑苦しく感じるせいで、一年のうちでもわずか1か月ほどしか使っていなかったそうです。購入したのは10年ほど前。う~ん、もったいなさすぎる。

 

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この布団を詳しくチェックしていると「羽毛布団が重い理由」を発見!

布団に付いていたラベルに書かれている詰めもの重量(布団のなかに入っている羽毛の量)を見てみると…。

羽毛が1.7kgも入っている…。

この布団、羽毛を入れ過ぎです!!

シングルサイズの羽毛布団(冬に使う用)だと、なかに入れる羽毛量は1kg~1.3kgくらいが一般的。寝具メーカーの西川製だと1.2kgが主流です。なのにこの布団には1.7kgと書かれているので、ラベルが本当ならば入れ過ぎ。なぜこんなに羽毛を入れてしまったのでしょうか…。そりゃあ重たいはずです。

これだけ羽毛を入れた布団は、比較的温暖な愛媛県で使うにはあまりにも不釣り合い。北海道とか冬に気温がグッと下がる地域なら使えるかもしれない、というレベルです(もっとも北海道の方はストーブ等で室温をガンガンに上げるので、やっぱりこの布団は必要ないかも笑)。

羽毛の状態をチェックしてみる

この布団が重くて暑苦しいのは「羽毛の入れ過ぎ」という単純明快な理由でした。

なので、この布団をリフォームして気持ち良く使えるようにするためには「布団に入れる羽毛の量をちょうどよいグラム数に調節してあげれば良い!」ということになります。

 

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では早速リフォームしましょう!と言いたいところですが、リフォームをする前には必ず羽毛の状態をチェック。この布団に入っている羽毛がちゃんと再生可能なレベルなのか確認していきます。外から見ただけでは、布団の本当の状態は分かりませんからね。

 

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羽毛を取り出すために布団の外側の糸をはずしながら、生地を開いていきます。

 

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開いた口のなかから羽毛が出てきました!

 

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コレが羽毛。タンポポの綿毛みたいですね。ふわふわと宙に舞う感じです。この羽毛の状態をチェックしていきます。

 

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1gほど羽毛を取り出して筒に入れてみました。

 

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詳しくみてみると状態は悪くない感じ。多少、糸くずのようなものもありますが、ダウン(暖かさの素)の大きさもしっかりあるし、再生可能だと思われます。

羽毛の状態を見たときに、糸くずやゴミが多かったり、ダウンが小さすぎたりフェザー(羽根の軸)の割合が高かったりするとリフォームの効果があまり望めず、お金をかけるのがもったいない形になります。

今回の布団はリフォームする価値が十分あるという結果だったので、お客様のご希望をお伺いしながら布団を作り直すことになりました!

リフォームでもっと使いやすく!

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お持ち込みいただいた羽毛布団でつくりあげた布団がコチラ!

それぞれ羽毛を0.7kgずつ入れた合掛け布団が2枚出来上がりました。

合掛け布団とは春先や秋シーズン(4月~6月、9月~12月)に使うのにぴったりな布団です。ちょっと肌寒いと感じる日や気温の上がり下がりが激しい季節にちょうどよく使える羽毛量なので、これまでお客様が感じていた「重たい・暑苦しい」という悩みを解決できる仕様に。

2枚つくることが出来たので、旦那様と息子さんがこれから使う布団になるとのこと。ぜひ気持ち良く使っていただければ嬉しいです!

羽毛布団リフォームは、生地の破れや羽毛のヘタリ・えり元がスカスカを解決するために行うことが多いですが、今回のように重量を調整したりダブルサイズからシングルサイズに変えたり、羽毛布団をもっと使いやすくするための方法として役に立ってくれます!

皆さまもぜひ布団を押入れにしまう前に活用してみてくださいね☆

それでは、また!

⇒寝具メンテナンスの詳細はこちらからご覧ください。

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店長・三浦 峻

大学卒業後、雑誌編集・ライター業を経て寝具メーカー【西川リビング㈱】に入社。4年間みっちりと寝具・眠りに関する事を勉強して地元・愛媛県に帰郷。現在は三浦綿業の店長として、眠りの大切さを多くのお客様にお届けしています。
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