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2016/07/19

羽毛布団リフォームの仕上がりをじっくりチェックしてみた!

商品紹介

こんにちは、店長です!

以前、「15年間使った羽毛布団の中身がどうなっているか実際に開けてみた」という記事でご紹介した2枚の羽毛布団。長年使用したことでのヘタリや汚れを解消するために約1か月お預かりして、ついにリフォームが完了いたしました!

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リフォームする前の布団の状態はこんな感じ。全体的に使用感が出ていることと、2枚のふくらみを比べると奥様が使用していたピンク色の布団の方がややヘタリが強かったのですが…。

 

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出来上がりがこちら!!ふくらみが復元してボリュームアップしました!2枚を比べても遜色ない感じに仕上がったので、めちゃめちゃ嬉しいです!!

 

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ふくらみを測ってみると、旦那様がお使いになるブルー色の羽毛布団は約41cm。以前の状態でもかなりふくらみが残っていたのですが、リフォームしたことで羽毛のパワーが復活し、パンッと弾力が増しているように感じます。

 

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こちらは奥様がお使いになる布団。以前は30cm程度のふくらみでしたが、リフォームしたことで約37cmまで回復しました。ここまでボリュームが戻ったのは、元々入っていた羽毛自体の品質が高かったおかげです。良いモノはきちんとお手入れしてあげれば長い間使用できる、というのはやっぱり本当だと思います。

生地と足し羽毛にこだわるリフォーム。

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羽毛布団のリフォーム、いわゆる仕立て替えというのは

  1. リフォームする羽毛布団の生地を裂いて、中に入っている羽毛をすべて取り出す。
  2. 長年使用したことで壊れてしまった羽毛や糸くずなどのゴミを取り除く。
  3. ゴミなどを取り除いて使えるところだけを残した羽毛を洗浄して、汚れを丁寧に取っていく。
  4. 洗浄した羽毛を乾燥させて、ふくらみ・保温力を回復させる。
  5. 新しい羽毛を混ぜて、羽毛量とパワーを復元させる。
  6. 新しい生地に羽毛を吹き込んで布団の状態に仕上げる。

という行程で進めていきます。

なので、羽毛布団リフォームをする際には新しくする生地の種類と新しく足す羽毛の量・種類を布団の状態を見ながら選ぶことになります。

 

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今回のリフォームで選んで頂いたのはゴアテックス®の特殊な生地。当店では「魔法の羽毛ふとん」と呼んでいる布団に使用されている生地で、スポーツウェアや人工血管などの医療分野でも利用されているゴアテックス®社の性能が発揮される布団になります。

 

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ゴアテックス®社の生地は「ゴア®メンブレン」と呼ばれ、汗を通さずに羽毛を汚すことなくキレイな状態を保ってくれます。さらにダニやホコリ、タバコの煙も通さないので清潔。羽毛の飛び出しも防いでくれるので、アトピーやアレルギー体質の方にもお勧めできる布団生地です。

 

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布団の仕立て方にもこだわりポイントが。羽毛布団は衿元を引っ張ったり、足で巻きついたりしながら使用ことも多いので、襟元と足元に羽毛の片寄りが出来やすくなってしまいます。それを何とか防くために、衿元と足元の羽毛が入る部屋(キルティングされている部分)を他の場所よりも小さくしているんです。

 

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こうすることで羽毛の片寄りを最小限にとどめて、「布団をかぶっても肩や首がスースーする・・・」という悩みを解決しています。細かいことですが、このひと手間がとても大事だったりするんですね。

 

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生地に続いて、もうひとつ選ぶことになるのが新しく足す羽毛の量と種類です。今回のリフォームではどの種類の羽毛を新しく足したのかを確認するために、リフォームした布団に付いてくる封筒を開けてみます。

 

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この封筒の中には、リフォームする前の布団生地と中に入っていた羽毛原料の見本が入っています。羽毛布団リフォームは他人の中身が混じらないように一枚一枚つくっていくので、このパックが「あなたが使っていた布団をきちんとリフォーム致しました!」という証になります。

 

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奥様用の布団にもきっちりと証明が入っています。

 

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そして、併せて入っているのがこのメッセージカード。ここには日付と新しく足した羽毛の種類が記載されています。今回のリフォームでは「ホワイトマザーグース93%」という羽毛原料を足しています。マザーグースとは通常のグースよりも長い期間飼育されたグースのことです。

 

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お預かりした布団に元々入っていた羽毛のランクに一番近いところで選びたい、ということで今回は、他のグースに比べて大きなダウンが取れる、弾力性や保温性に富んでいる、というグレードの羽毛を追加する形になりました。

リフォームの仕上がりをチェックしてみて。

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今回のリフォームでの課題は「奥様が使っていた布団がどれだけ回復するか」というところにありました。旦那様の方はふくらみが残っていたので回復度合いがある程度想像できたのですが、奥様の方が十分にボリュームアップされるのかどうか、僕自身も少し未知数な部分がありました。

なので、リフォーム行程の際には出来るだけ丁寧に羽毛の選別や乾燥をしてもらうように工場の方にお願いしながら出来上がりを待っていました。袋から取り出してチェックしたみたら、ふわ~っとしたボリュームが見えてきたので、とても嬉しくてほっとしました!

羽毛布団はお手入れ次第で長く使用できるものですが、状態の見極めとお手入れ行程の技術の差がものすごく重要になります。ぜひ一度、毎日使っている布団の状態をチェックしてみてください。「カバーを取り替えるときにホコリが舞う・・・」なんていう方は要注意かもしれませんよ~。

それでは、また!

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店長・三浦 峻

大学卒業後、雑誌編集・ライター業を経て寝具メーカー【西川リビング㈱】に入社。4年間みっちりと寝具・眠りに関する事を勉強して地元・愛媛県に帰郷。現在は三浦綿業の店長として、眠りの大切さを多くのお客様にお届けしています。
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