午後のやる気を倍増させるために!今日からできる「昼寝」のススメ

あくび

(※2015年6月15日に公開された記事を再編集しています。)

昼休みが終わり、お腹も満腹になった午後1時過ぎ。この時間帯が1日のうちで1番眠たくなるときじゃないかと思うほど、ウトウトしてしまいますよね。コーヒーを飲んだり、背伸びをしてみたり、目が閉じてしまうのをなんとか食い止めようとしているのは私だけではないはず(笑)。
しかし最近一部の企業や学校などで、お昼過ぎの眠気を有効活用した「昼寝」がもたらす驚くべき効果が注目されているとのこと。6月13日(土)の朝日新聞にも『昼寝を勧める睡眠伝道師』として久留米大学医学部の内村直尚教授が登場し、昼寝の効果を語っていました。
今日からできる昼寝の効果とやり方をご紹介しますので、皆様もぜひ試してみてください!

 


脳を一度リセットすることで、集中力が向上!

ひらめき

人間の生活リズムにおいて重要な役割を果たす「体内時計」。このメカニズムによって日中は活発に行動し、夜は活動を抑えて休息に入るというサイクルが作り出されます。
その体内時計によって午前中に1回、午後1時~3時過ぎに1回、眠気のピークが訪れます。本来であれば、メカニズムどおりにしっかりと眠って生活リズムを整えたいところですが、現代社会では難しいところ。そこで短期的な睡眠である昼寝が効果を発揮します。
やり方は簡単!昼休みのちょっとしたすき間時間の15分間、目を閉じるだけです。(30分以上眠ってしまうと起きるのがつらくなるので注意)
机に顔を伏せるのもよし、椅子に体を預けるのもよし、あなたのお好きなように脳を休ませます。すると疲れた脳がリセットされてエネルギーが充填、午後からの集中力が高まるようになります。
実際に昼寝の時間を導入している高校が生徒にアンケートをとったところ、約8割の生徒が「効果を実感した」と答えたそうです。さらに保健室の利用率の低下や部活動の成績向上など、学力以外のところでも効果が実証されたとのこと。たった15分の昼寝をするだけで集中力やパフォーマンス能力が向上するとは驚きです!

 


昼寝からすっきり目覚める3つのポイント

コーヒー

①昼寝の前にコーヒーを飲む

昼寝の前にコーヒーを飲むことで15分後にカフェイン作用のおかげでスムーズに目を覚ますことができます。カフェインは午後からの脳の活性化にも働きかけてくれるので一石二鳥です!

②小さいクッションを抱えて眠るとラク!

机に突っ伏した姿勢はお腹に負担がかかって胃の消化を妨げる可能性あり。小さなクッションなどを抱えると体の位置が安定して、お腹を圧迫することがなくなります。

③午後3時以降は昼寝を控える

昼寝をするベストな時間帯は午後1時~2時の間くらい。午後3時以降に眠ってしまうと、その日の夜にぐっすり眠れなくなることもあるので、できるだけ控えるようにしてください。

 


やっぱり休憩時間は大事です。

仕事風景

忙しくてなかなか休憩時間を取ることができない方は多いと思います。なかには食事の時間さえきちんと取れていない方も。私も昔そうでした。パンやおにぎりをかじりながらパソコンに向かっていたあのとき。作業はできるのですが集中力が途中でなくなり、缶コーヒーを何本も飲んでいた思い出があります・・・。

仕事の効率や自身の体調のためには休憩時間がとても大事です。無理をして失敗するより、少しの時間でも脳や体を休ませてパフォーマンス能力を維持しましょう。

睡眠はあなたを元気にする大切なコトです。まずは昼寝から始めてみませんか?

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